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当研究室では光電子分光法により、 高温超伝導、金属絶縁体転移、軌道秩序状態などの電子同士の相関が強い電子状態の解明を目指しています。銅酸化物高温超伝導体は発見から30年ほど経過しますが超伝導発現機構は未だに解明されていません。 2008年に鉄系超伝導体が日本の研究グループにより発見され超伝導研究は新たな展開を迎えています。 これらの物質は電子同士のクーロン相互作用や、電子と格子振動の相互作用が強く、複雑で多彩な物性を示します。高温超伝導などの物性の起源に迫るには、電子を固体の内部から直接取り出して分析する光電子分光法が有効です。電子のエネルギーバンドやフェルミ面、 超伝導ギャップなどの電子構造の分析により、多彩な物性の起源に迫る研究を行っています。
NEWS & TOPICS
- マンガン添加した酸化インジウムに関する論文がPhysical Review Materialsに掲載されました。(2023.12.18)
- 籠状物質の電子-格子相互作用に関する論文がPhysical Review Bに掲載されました。(2023.1.12)
- ルテニウム酸化物の表面金属状態に関する論文がJounal of the Physical Society of Japanに掲載されました。(2022.10.21)
- 令和3年度卒業式がありました。(2022.3.24)
- NIMS、早稲田大学との共同研究で、機械学習を用いた高温超伝導体の「隠れた起源」の論文が出版されプレスリリースを行いました。(2021.11.9)
- 日本物理学会2021年秋季大会(オンライン)で大学院生4人が発表を行いました。(2021.9.20-23)
- ルテニウムナノシートの金属絶縁体転移に関する論文がScientific Reportsに掲載されました。(2020.1.30)
- 基盤S研究会(NESS2018)に参加しました。(2018.7.6-7)
- 日本物理学会第73回年次大会で大槻助教がシンポジウム講演を行いました。(2018.3.23)
- 山本君(修士卒)によるバナジウム酸化物の擬ギャップに関する論文がJounal of the Physical Society of Japanに掲載されました。(2018.1.19)
- 立命館大学SRセンターへ見学に行きました。(2017.7.11)
- 森成研と合同でお花見をしました。(2017.4.12)
- ホームページを更新しました。(2017.4.3)